2011-12-06 第179回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
結局は、ああいう、壊れはしましたが、それが第一線で撃力を低減させたということが、その後、土木学会等の専門の学術機関による解析によって証明されたということもお聞きをいたしました。そういった面では委員御指摘のとおりだと、こう思います。
結局は、ああいう、壊れはしましたが、それが第一線で撃力を低減させたということが、その後、土木学会等の専門の学術機関による解析によって証明されたということもお聞きをいたしました。そういった面では委員御指摘のとおりだと、こう思います。
洪水と違って地震の場合にはそういったまったストレスが抜けるわけですから、これが一回あると多分何百年というのはこの地域では大丈夫だろうと言う人が多いわけなんですが、しかしいずれにしろ、こういったものは日本じゅうどこにおいてもあり得るわけで、そのときの撃力の様子というのは単純なものじゃございません。
○横路委員 前から私、この委員会の中で指摘しているわけですが、米ソの核戦略というものが、性能もお互いに向上してくるということの中で、ソビエトのアメリカに対するいわば二撃力を構成している潜水艦というのは、オホーツク海とバレンツ海が中心になってきているわけですね。ですから、これに対する対抗措置としてF16というのが三沢に配備をされる。
いまのところ、アメリカの第二撃力に対するソ連の命中精度がよくなって、アメリカの第二撃力をなくすということはちょっと考えられないが、にもかかわらず、科学技術の開発というものはまさにそういう方向をはっきりと指し示しているわけです。したがって、アメリカの方も十年先のことを非常に心配しているというようなことになります。
有名な戦略の中で「対都市戦略」というのがありまして、アメリカが一番最初にそれを工夫したわけですけれども、第二撃力というのは相手の都市にねらいをつけるという形になっているわけです。その相手の都市にねらいをつけている限りにおいては抑止力はあると思うのです。
マッシブ・アーバン・インダストリアル・リタリエーションと言っておりますが、これがいわゆる第二撃力を持たねばならないということを言われておる。特にマクナマラ以後におきましてこの考え方がアシュアド・ディストラクション・ケーパビリティー、確証破壊能力というふうに訳しておりますけれども、こういう考え方が……
いわゆる核のかさということと、それから核の抑止力ということが、大体同意義に使われておるわけでございまして、この核のかさというものがいわゆる戦略核の報復力、第二撃力によって構成されておる、しかもこれも、そういう軍事的な能力の上にプラスこれを確実に使用するという意思の明示ということが必要であるかというふうに思われるわけでございます。
○丸山(昂)政府委員 ただいま外務大臣から御説明ありましたように、核抑止力は第二撃力による報復があるということを明示することによって抑止されるということでございますので、御案内のように核の抑止力の三本柱でございますICBMとかSLBMとか、あるいはB52の長距離爆撃機、こういったもののうち報復力になるものがどういうふうになっておるかということが相手方、日本に対して核攻撃を加えようと考える国によく明示
で、技術的に見た場合に、ABMの効果というものについていろいろ至難な問題が横たわっているようでございまして、結論的にはABMを配置するということよりは、第二撃力による抑止力に依存するということの方がより相互に抑止の効果を上げる、実効を上げるという目的に合するという両者の理解が成り立ったように私どもは考えておるわけでございます。
そしてそれが、先ほどお話があった第二撃力、ポラリスの非脆弱性を強化するという意味で、実はオメガシステムが果たす役割りというのは非常に大きいのです。それはあとで具体的にお話しますけれども。
○横路委員 つまり、第一撃力よりもやはり問題は、第二撃力をいかに強化するかという意味で、十分性の中身をいま言った非脆弱性という点からいうと、やはりSLBMの関係が重点だろうというように私どもは思うわけです。 そこで、戦略核兵器の運用にあたって、もう一つ今度のリチャードソン国防報告の中に言われているのは弾力性ということじゃないかと思うのです。
○横路委員 この攻撃目標ですね、一般的には第一撃力というのは、相手方の大陸間弾道弾の基地、つまり核基地、第二撃力というのは都市とか工業地帯、こういわれているのですけれども、その攻撃の目標というのは、いまありましたようなぐあいに理解をしていいんでしょうか。つまり、都市とか工場地帯を含めていま五千くらい能力があるというお話でしたけれども。
四次防の目玉といわれるRF−4E偵察機は、渡洋能力を持つ遠距離偵察機であり、このほか、超音速練習機や、一機三十億円もする大型輸送機をはじめ、戦車、装甲車、潜水艦など、その功撃力は質的にも大きく高められようとしております。
だからこの辺で一服しよう、そういう形で出てきておるので、そういう客観情勢から考えれば、第二撃力はお互いに抑止する、そう考えているわけであります。
○中曽根国務大臣 他国に対して攻撃的性格を持っておるという意味において第二撃力はないと思うのです。しかし、たとえば本土に上陸してくるという場合に、一波、二波、三波、四波で連続して敵に打撃を与えるという意味においてはあります。
○楢崎分科員 現在の自衛隊の持っておる自衛力と申しますか、われわれから見るともう戦力になっておると思うのですけれども、自衛力は第二撃力があると判断されておりますか。
攻撃を受けた際にやり返すというこの第二撃力を言っているのです。そういう意味では、自衛隊の現在の自衛力は第二撃力を十分持っておるとお考えですか。
○国務大臣(愛知揆一君) ABMの問題につきましては、当委員会でもいろいろの御論議がございましたが、まあアメリカの立場から言えば、これが第二撃力とでも申しましょうか、そういう立場で防御的な意味に徹するのであって、そうして抑止力ということからいってこれが必要なことであると、こういう説明をしておりますので、その観点から、核防条約の精神には触れないのであると、まあこういうふうな言い方をアメリカはしておるわけでございますね
○北村暢君 外務大臣に、外務省設置法の一部を改正する法律案の直接の質疑に入る前に、私は、昨日の本会議で、アメリカのABM問題に関連をいたしまして、核抑止論が破綻を来たしておるのではないかと、こういう問題について昨日本会議で質問をいたしたのですが、そのときの外務大臣並びに総理大臣から答弁もございますが、ABM網の配置によってICBMの基地が防御されることは、第二撃力の能力というもの、つまり報復能力というものを
そういう点からして、今日のABMの配置というものは、これはニクソンは新聞記者の会見においても、いま外務大臣がおっしゃられたように、二撃力を持つので、核拡散には発展しないだろう。また、抑止力が強化されるだろうということは、いまおっしゃられるとおり言っているのですよ。しかし、これは有名なラップ博士の記事も翌日の朝日新聞にちゃんと出ている。
○北村暢君 声明等を基礎にしてということでございますが、この第二撃力を強化するという意味においては、確かにそういう可能性は出てくるでありましょうけれども、今日そのICBMというものが、まあ九五%まで第一撃力によって壊滅したとしても、五%残っているだけで相手に十分大きな報復をできる。
そもそも、核抑止力論とは、大量核攻撃を受けた際にも生き残り、圧倒的な報復を行ない得る核攻撃力、いわゆる第二撃力を十分持つことによって、相手国に核攻撃を断念させるというものであります。アメリカは第二撃力に自信があるならば、相手国は核攻撃をあきらめるはずであります。弾道弾迎撃ミサイル、ABM網の配置は必要ないわけであります。
この抑止戦略論によりますと、相手側からいかなる奇襲的第一撃が加えられても、なおかつ残存して、そして相手方に耐えがたいほどの第二撃力を与える報復力を持つ。したがって、そういう報復力を持つことによって相手国の第一撃を思いとどまらせることができる、こういう思想だと思います。つまり、核兵器による報復力によって相互抑止の効果をあげておる。
米ソはその後第二撃力を持つに及んで、平和共存を助長しつつ、米ソ優先の世界政策に転じたのであります。しかしこの不安と不満にささえられて、英国、フランス、中国などがみずから核を保有して、米ソからの離脱を試み、ついに今日の多核時代に進展して、各国はいずれも他国への追従を排して、国家的自主性回復の時代に入ろうとしております。
戦後の米ソの核独占時代は、世界を東西に二分して、二つの核のかさのいずれかの系列に入ることを余儀なくしたのでありますが、米ソは、その後、第二撃力を持つに及んで、平和共存を助長しつつ、米ソ優先の世界政策に転じたのであります。
潜水艦の役割りというのは、戦争の功撃力の最も中心的な部分をなしている、かつての戦艦、航空母艦にかわる主力艦隊であるというのは、この前予算委員会で防衛庁長官から私はここで聞いた覚えがあります。
劣勢なる海軍力をもつてしては、そういうことは企図できないのだ、また空挺部隊等もそういうふうな大規模な直接侵略等にはなかなか使えるものではない、空軍の相当な激撃力がある限りにおいてはそういう問題は起らないのだ、こういうふうな戦略上の見解に立つて申しておるわけであります。